
PERSON 01
作品・企画に込められた熱意・想いをデザインに落とし込む
デザイナー
H・K 入社:2020年
ぬいぐるみからアクセサリーまで幅広くデザイン

私はデザイナーとして、あらゆるデザイン業務に関わっています。
もともとウェブデザイナーの勉強をしており、子どもを保育園に預けて玩具会社でウェブデザインの仕事をしていました。その後、友人が経営するラバー製品の会社でラバーグッズのデザインを行い、グッズのデザインに興味を持つようになりました。そこで、もともとアニメが好きだったこともあり、アニメグッズのデザインができる株式会社タピオカを転職先として選びました。
現在の業務としては、タピオカで製造する自社製品のグッズデザインが多いですね。デザイナーは6人いるのですが、月30点くらいのアイテムを製造しているため、大体一人で月に5つのアイテムをデザインしている形になります。商品も多岐にわたっており、ぬいぐるみ、縫製品、ラバーグッズ、アクリルグッズ、カード、アクセサリーなど、さまざまです。こういった多岐にわたるアイテムをデザインできるのは、デザイナーとしてのスキルアップにもつながりますし、楽しいですね。
デザインの知識だけでなく作品の理解も重要
グッズのデザインをする際は、三面図、平面図、金型デザイン、3Dデザインなど、さまざまな知識と知見が必要です。それに加えて、モチーフとなるアニメの世界観やキャラクターの理解も重要になってきます。「このキャラクターはこんな表情をしない」など、ファンの方に思われてしまっては、グッズとして失格です。勉強しなければいけないことも多いのですが、この仕事やアニメが好きだから、まったく苦にはなりませんね。勉強したり調べたりした結果が製品のクオリティにつながり、お客さまに喜んでいただけることにつながりますから。
タピオカでは自身で企画をして商品を作ることも可能です。以前、あるアプリゲームに登場するピンバッジを自分で企画・デザインし商品化しました。ゲームファンの方にも喜んでいただけ、とても達成感がありましたね。タピオカのホームページやSNSにお客さまからお礼のメッセージをいただけることもあり、それも大きな励みになっています。タピオカでは、自分のやる気次第でチャレンジできる環境があり、さまざまなジャンルや製品を手がけることができます。こんな環境はなかなか得難いと思います。これからも、自分で企画・デザインを手がけた製品を作っていきたいですね。

ワーキングマザーとして子育てと仕事も両立

働きやすさという点でも、タピオカはとてもいい環境だと思います。私自身もそうですし、上司も三児の母のワーキングマザーなので、子どものことで突発的に休まなければいけない事態などがあっても、快くカバーしてくれます。デザイナーは全員女性なのですが、みんながお互いに助け合って働いていますね。そういった点でも、転職してよかったと思います。とても働きやすい環境です。
こうやって好きなアニメに携われて、原作者やファンが強い思いを持つキャラクターやコンテンツをグッズに落とし込めるのは、大変ですがとてもやりがいがあります。自分が初めてデザインした商品も覚えていますし、それぞれに愛着がありますね。グッズをデザインする際には、その企画書の奥にある企画者の熱意やファンの方の想いをしっかりととらえて、芯を食ったデザインをしたいと思っていますね。商品仕様や企画書は深く読み込み、その奥にある思いをデザインに反映させるように心がけています。それがグッズデザイナーとして、作者やファンの方、企画者に対する責任だと思います。